庭木が大きくなりすぎたらどうする?自分で切れる?プロに聞いた判断基準と費用
剪定(せんてい)費用の目安は1本あたり5,000〜15,000円(処分費別)、伐採(ばっさい)は10,000〜50,000円(処分費別)が相場です。高さ3m以下で幹の太さが直径15cm以下なら、脚立とノコギリでDIY剪定も可能。ただし、電線の近く・隣家への越境・傾いている木は高さに関係なく業者に依頼してください。
京都府精華町・木津川市・奈良市エリアで年間300件超の施工実績を持つ森忠建設造園が、判断基準と費用を詳しく解説します。
「庭木が大きくなりすぎて、どうしたらいいか分からない…」
あなたもそんなお悩みを抱えていませんか? 京田辺市や枚方市など住宅密集地で年々こうしたご相談が増えています。植えたときは小さかった木が10年・20年で屋根を超え、隣家にはみ出し、台風のたびに「倒れないか」と不安になる――。安心してください、対処法はあります。
みなさんが心配される「業者に頼むと高いのでは」という不安もよくわかります。私たちのもとにも、ご高齢の方や共働きのご家庭から同じ声が届いています。
環境省の調査によると、住宅地における樹木の管理不全は生態系の乱れや害虫被害の原因となり、近年の台風被害でも倒木による住宅損壊が全国で年間約3,000件報告されています(参考:環境省 生物多様性センター)。
この記事では、「自分で対処できるか」「業者に頼むべきか」の判断基準と費用相場・対処法を、精華町の森忠建設造園が本音で解説します。
こんな状態になったら要注意!大きくなりすぎた庭木の5つの危険サイン
「まだ大丈夫」と思っていても、庭木のトラブルは突然やってきます。精華町や木津川市の現場でよく見る5つの危険サインをご紹介します。

サイン1:枝が隣家の敷地に越境している
隣の家の敷地に枝がはみ出している状態は、近隣トラブルの最大原因です。2023年の民法改正により、一定の条件を満たせば隣人が越境した枝を自ら切除できるようになりました。ご近所関係を悪化させる前に、早めの対処が大切です。
サイン2:電線や電話線に枝が接触・接近している

サイン3:幹が傾いている・根元がグラつく
台風や大雨のたびに木が揺れる、根元の地面が盛り上がっている場合は、倒木リスクが高い状態です。倒木による住宅被害の修繕費は平均50万〜200万円ともいわれ、最悪の場合は人身事故につながります。
サイン4:屋根や雨樋(あまどい)に枝が当たっている
枝が屋根を擦ると瓦やスレートが破損し、雨漏りの原因になります。また、雨樋に落ち葉が詰まると排水不良を起こし、外壁の劣化や基礎への浸水を招きます。修繕費は1箇所あたり3万〜10万円が一般的です。
サイン5:日当たりが極端に悪くなった
庭木が大きくなりすぎると、家全体が日陰になり、湿気・カビ・シロアリの温床に。特に京都南部の梅雨時期(6〜7月)は湿度80%を超える日が続くため、日当たりの確保は住環境を守る上で重要です。
「『まだ大丈夫』と思っているうちに台風で倒れるケースが一番多いです。特に精華町・木津川市エリアは近年の豪雨で地盤が緩んでいる場所もあり、根元が健全に見えても内部が腐朽していることがあります。気になったら、まずお電話ください。」

自分で切れる?業者に頼むべき?高さ別の判断基準
| 木の高さ | 幹の太さ | 判定 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 〜2m | 直径10cm以下 | DIY可能 | 脚立不要。剪定バサミで対応可 |
| 2m〜3m | 直径15cm以下 | DIY可能(注意) | 脚立が必要。安全な足場確保が条件 |
| 3m〜5m | 直径15cm以上 | 業者推奨 | 高所作業。落下事故リスクあり |
| 5m〜7m | 直径20cm以上 | 業者必須 | 2階屋根相当。専用機材が必要 |
| 7m以上 | 直径30cm以上 | 業者必須(特殊作業) | クレーン・高所作業車が必要(※条件による) |
- 電線・電話線の近く(感電・停電の危険)
- 隣家の建物に近い(落枝による損害賠償リスク)
- 幹が傾いている(倒木方向の予測が困難)
- ハチの巣がある(スズメバチは命に関わる)
- 足場が斜面・不安定(転落事故の主原因)
消費者庁のデータでは、脚立からの転落事故は年間約3万件、うち65歳以上が約半数です。無理をして骨折、入院費数十万円――という事例は精華町や生駒市の現場でも耳にします。
剪定・伐採の費用相場【高さ別・作業別の料金表】
一般社団法人日本造園建設業協会の調査によると、庭木の剪定・伐採費用は地域差が大きく、京都府南部エリアは全国平均と比較してやや低めの水準です(参考:日本造園建設業協会)。
剪定(せんてい)の費用相場
| 木の高さ | 料金目安 | 作業時間目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 〜3m(中木) | 5,000円〜 | 30分〜1時間 | ツバキ、サザンカなど |
| 3m〜5m(中木) | 5,000〜10,000円 | 1〜2時間 | モミジ、ハナミズキなど |
| 5m〜7m(高木) | 10,000〜20,000円 | 2〜4時間 | クスノキ、ケヤキなど |
| 7m以上(大高木) | 20,000〜40,000円 | 半日〜1日 | 高所作業車使用の場合あり |
伐採(ばっさい)・抜根(ばっこん)の費用相場
| 木の高さ | 伐採のみ | 伐採+抜根 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 〜3m | 5,000〜10,000円 | 10,000〜20,000円 | 手作業で対応可 |
| 3m〜5m | 10,000〜25,000円 | 20,000〜40,000円 | チェーンソー使用 |
| 5m〜7m | 25,000〜50,000円 | 40,000〜80,000円 | 重機が必要な場合あり |
| 7m以上 | 50,000円〜 | 80,000円〜 | 現地見積もり必須 |
追加費用が発生するケース
| 項目 | 費用目安 | 発生条件 |
|---|---|---|
| 枝葉の処分費 | 3,000〜10,000円 | 軽トラ1台分あたり |
| 高所作業車 | 15,000〜30,000円/日 | 7m以上・アクセス困難な場所 |
| 幹の処分費 | 5,000〜15,000円 | 直径30cm以上の幹材 |
| 駐車場代 | 実費 | 作業車の駐車スペースがない場合 |
大きくなりすぎた庭木の対処法3パターン

結論:「剪定で小さくする」「伐採して撤去する」「植え替える」の3択です。木の状態・ご予算・将来の希望に合わせて最適な方法を選びましょう。
パターン1:剪定で小さくする(費用目安:5,000〜20,000円/本)
木を残したい方におすすめの方法です。大きくなりすぎた木を適切な大きさまで切り戻す「強剪定(きょうせんてい)」を行います。
- メリット:木を残せる。適切に管理すれば再び大きくなるのを防げる
- デメリット:2〜3年ごとに定期的な剪定が必要。年間維持費がかかる
- 向いている木:モミジ、カシ、ウメ、ハナミズキなど思い入れのある木

パターン2:伐採して撤去する(費用目安:5,000〜80,000円/本)
木が不要・危険な場合に選ぶ方法です。根元から切り倒し、必要に応じて抜根(根の除去)も行います。
- メリット:根本的に問題を解決できる。維持費がゼロになる
- デメリット:一度伐採すると元に戻せない。庭の印象が大きく変わる
- 向いているケース:倒木の危険がある、電線に接触している、根が基礎を圧迫している
パターン3:植え替える(費用目安:20,000〜100,000円)
大きくなりにくい品種に植え替える方法です。伐採+抜根+新しい木の植栽をセットで行います。
- メリット:庭の景観を保てる。今後の管理が楽になる
- デメリット:費用が最もかかる。新しい木が根付くまで1〜2年必要
- おすすめの品種:ソヨゴ(成長が遅い常緑樹)、ヒメシャラ(自然樹形が美しい)、オリーブ(管理が楽)
| 比較項目 | 剪定 | 伐採・撤去 | 植え替え |
|---|---|---|---|
| 費用 | 5,000〜20,000円 | 5,000〜80,000円 | 20,000〜100,000円 |
| 木を残せるか | 残せる | 残せない | 新しい木に交換 |
| 維持費 | 年1〜2回の剪定費用 | なし | 品種により年1回程度 |
| 作業時間 | 半日〜1日 | 半日〜2日 | 1〜3日 |
| おすすめの人 | 木に愛着がある方 | 根本解決したい方 | 庭をリニューアルしたい方 |
業者に依頼する流れ【4ステップで完了】
お電話から完了まで、最短3日(※混み具合による)で対応可能です。森忠建設造園での一般的な流れをご紹介します。
1お問い合わせ(電話・メール・LINE)
「庭木が大きくなりすぎた」とお伝えいただくだけでOK。精華町・木津川市・京田辺市・奈良市・生駒市・枚方市・交野市エリア対応です。
2現地調査・お見積もり(無料)
ご都合のよい日時にお伺いし、木の状態・周辺環境を確認。見積もりは無料で、お断りいただいても費用は一切かかりません。
3施工(半日〜2日)

日程を調整して施工。近隣への配慮(養生(ようじょう)・騒音対策)も当社で行います。お客様の立ち会いは不要なので、お仕事の日でもOKです。
4完了確認・お支払い
仕上がりをご確認いただき、枝葉・幹の処分・清掃まですべて完了した状態でお引き渡し。お支払いは現金・振込に対応。
知っておきたい法律知識(民法233条改正と越境枝の取り扱い)
「改正民法第233条では、土地の所有者は、隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者にその枝を切除させることができる。催告しても相当の期間内に切除しないときは、自ら切除できる。」
結論:2023年4月の民法改正により、隣家の越境枝を一定条件で自分で切除できるようになりました。ただし手順を誤るとトラブルになるため注意が必要です。
改正のポイント
従来は隣の土地から伸びた枝は相手に切ってもらうしかありませんでした。2023年4月施行の改正民法233条では、以下のいずれかに該当すれば越境された側が自ら切除できるようになっています。
- 竹木の所有者に枝を切除するよう催告したが、相当の期間(一般的に2週間程度)内に切除しない場合
- 竹木の所有者を知ることができない、または所在を知ることができない場合
- 急迫の事情がある場合(台風で折れかけた枝など)
根と枝で対応が異なる
| 越境部分 | 法的対応 | 注意点 |
|---|---|---|
| 根 | 催告なしで自ら切除可能(従来通り) | ただし木を枯らさないよう配慮が必要 |
| 枝 | 催告後に切除可能(2023年改正) | 催告の記録を残すこと |
よくある質問
Q. 庭木が大きくなりすぎたら自分で切っても大丈夫ですか?
高さ3m以下・幹の直径15cm以下・電線から離れている場合のみ、DIY可能です。それ以上の大きさは転落・落枝・倒木のリスクがあり、業者への依頼を強くおすすめします。消費者庁のデータでは、脚立からの転落事故は年間約3万件発生しており、その約半数が65歳以上です。
Q. 庭木の剪定を業者に頼むと費用はいくらかかりますか?
1本あたり5,000〜15,000円が一般的な相場です。中木(3m以下)なら5,000〜7,000円、中木(3〜5m)で5,000〜10,000円、高木(5m以上)で10,000円以上が目安です。(※処分費別)複数本をまとめて依頼すると割引になることが多いです。
Q. 大きくなりすぎた庭木を伐採するのに最適な時期はいつですか?
伐採は基本的に通年可能ですが、落葉樹は葉が落ちた11〜2月が最適です。葉がない分、枝の確認がしやすく作業効率が上がります。また、近隣への落ち葉の影響も少なくて済みます。常緑樹は3〜4月が向いています。
Q. 隣の家の木の枝がうちの敷地に入ってきた場合、勝手に切ってもいいですか?
いきなり切ることはできません。まず相手に催告(切除の依頼)を行う必要があります。2023年の民法改正で、催告後に相当期間(約2週間)が経過しても切除されない場合、自ら切除できるようになりました。ただし催告は内容証明郵便など記録の残る形で行いましょう。
Q. 庭木の伐採と剪定の違いは何ですか?
剪定は「枝を切って形を整えること」、伐採は「木を根元から切り倒すこと」です。木を残したい場合は剪定、完全に撤去したい場合は伐採を選びます。さらに根まで除去する場合は「抜根」が必要で、別途費用がかかります。
Q. 大きくなりにくい庭木のおすすめはありますか?
ソヨゴ、ヒメシャラ、オリーブがおすすめです。ソヨゴは成長が非常に遅く年間10〜20cmほどで、常緑なので目隠しにも使えます。ヒメシャラは自然樹形が美しく剪定の手間が少ないのが特長です。植え替えをお考えの方は、ご希望の雰囲気と管理の手間を考慮して品種をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
庭木が大きくなりすぎたときの対処は、「高さ3m」が自分でやるかプロに任せるかの境界線です。3m以下なら適切な道具と安全対策でDIY剪定も可能ですが、それ以上の高さ、電線の近く、傾いた木は迷わず業者に依頼してください。
剪定は1本5,000〜15,000円、伐採でも5,000〜50,000円が相場です。(※処分費別)放置して倒木被害や近隣トラブルに発展すれば、何十倍もの費用がかかります。あなたの庭木が気になっているなら、まずはお気軽にご相談ください。
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